クラッシュ9のようなジャイアントベイトをテクニカルに扱えるロッドが欲しい!
グリップが短くて取回しが良く、軽くて強いロッドが欲しい!
なんならジャイアントベイトのみならずラバージグやサカマタシャッド 8インチ等にも使えて汎用性の高さもあるロッドがいい。
そんなロッドを求めてメーカー問わず釣具屋さんで触りまくった結果、こちらのロッドを買いました。
デジーノレーベントルクチューンスペックB(DLT-C69XHR3S−B)
この記事でしっかりとインプレしていきます。
購入前に色々と調べてはいたんですけど、デジーノのロッドは本当に情報が少ないんですよね〜。
だったら自分で使ってみるしかない。
少しでもこの記事を読んでくださった方の参考になれば嬉しいです。
デジーノレーベントルクチューン DLT-C69XHR3S−Bインプレ
スペック
まずはスペックを簡単にご紹介します。
長さ:6.9ft
推薦ルアーウェイト:3/8~5oz
ライン:14lb.~30lb.
グリップ:スーパーシェイプドストレートタイプ
コルクとEVAの2バージョンがラインナップ
自分が求めていた正にドストライクなスペックとなっています。
軽くてシャープ
釣具屋さんで手にとってみた最初の印象は同じデジーノのスラングスペックBを持った時よりも軽くて先重りがしないと感じました。
誰が持っても軽いと感じさせるレーベントルクチューンシリーズらしさがでています。
これで5oz投げて大丈夫?って思えるくらい凄くシャープで軽いです。
リールはクラッシュ9やブルシューター160等を扱う時はレボビースト。
ジグやテキサス、サカマタシャッド8インチ等を使う時は20メタニウム XGを乗せて使ってみています。
レボビーストに関してはちょっとこのクラスのロッドに載せるには重いかな〜って思ってますので、今後変更するかもしれません。
使ってみた感想(DRTクラッシュ9)
最初にリグってみたのはこのロッドで1番使いたかったDRTのクラッシュ9。
片手で持ってぶら下げてみてたら、え?ってなるくらい余裕です。
ロッド自体の自重がかなりあるフォーザビーストの時とは比べものにならないくらい楽です。
硬いという印象も同時にありましたが、軽くキャストしてみると適度に負担に応じて曲がってくれる為、その投げやすさに驚きました。
岸際にピッチングでクラッシュ9をキャストして流していくのにも大きなアドバンテージです。
操作性の良さ
キャストもしやすくて、69という長さからくる操作性の良さは抜群にいい。
クラッシュ9のを操作した時のキレがフォーザビーストでの使用していた時よりも明らかに増し、楽にキビキビと泳がせる事ができます。
このキビキビと動かせるという事はルアーに勢いをつけるのに重要でまともにクラッシュ9のダート幅にも影響すると思っています。
ヨコヨコアクションも思い通りにできますし、自分がうまくなったんじゃないか?と錯覚してしまうほど。笑
これだけでも買って良かったと本気で思えました。
感覚的な話で申し訳ないですが、インスピラーレのガンスリンジャーでジョインテッドクロー178やSGアンドロイドを使っていた使用感が素晴らしかったんですけど、それを4ozまでいけるようにもっと強くした感じ。
汎用性の高さと抜群の感度
実はこのレーベントルクチューンスペックBはリアクションビッグベイトでの使用もオススメといわれていますが、メインとしては琵琶湖で底物用に開発、テストされていたロッドである為、感度も良くジグやテキサスでの使用に優れています。
4oz以上のプラグはたまにしか使わないしな〜って人でも、ジグやテキサスでの使用で活躍してくれるロッドです。
また、先重りが非常に少ないく、69という長さから操作性も良いのでジャーク等のロッドアクションを必要とするサカマタシャッド8インチでも今後はこのロッドをメインにしようと思っています。
さらに!フロッグや羽根モノ等にも今後状況に応じて使っていきます。
まだ使い込みが浅いですが使ってみたルアーはこんな感じです。
◎クラッシュ9
◎ブルシューター160
〇ネコソギ・ネコソギル
〇バラム245
◎ラバージグ
◎テキサスリグ(バトルホッグ3.8を5gで使用)
◎サカマタシャッド8インチ
◎カバースキャット
これからウィード攻略やカバー撃ちがメインになるのでこのロッドの出番はかなり多くなりそうです。
カバースキャットもぶっ飛びますよー。
2oz程度のビッグベイトにはどうか?
例えばネコソギとかタイニークラッシュ等ですが、どんな場所でどんな使い方をするか?で変わりますが、もちろん問題なく使えます。
ただシャープなロッドですし、デッドスロー だったり、ヨタ巻きをメインにするならラインスラックはしっかりと出して弛みをコントロールする必要があります。
そういう意味では初心者の方よりはある程度ビッグベイトをやり込んでる人向けかな?とも思います。
2ozのビッグベイトを中心に使うならこのロッドでなくてもいいと思いますが、カバー際や濃いウィードエリアであれば活躍してくれるでしょう。
自分は時期とエリアによって使い分けていくつもりです。
バラム245を使ってみた感想
スペック的にこれもいけるよ!と意気込んでバラム245をレーベントルクチューンスペックBで使ってみたんですが、余裕でフルキャストできますし使えます。
しかしバラム245を使うのであればロッドの長さがもう少しほしいなと思いましたね。
飛距離においても、操作性にしても。
なるべくリトリーブ時に水面近くまでロッドティップを持っていかないと、高速巻きで飛び出しやすくなったり、バランスを崩しやすいと思いました。
そうなるとどうしても長さは欲しいですし、グリップももう少し長く脇に挟めるようなロッドの方が向いていますね。
足場が高い場所だとなおさら長さは欲しいですね。
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リールは何がいいか?
レーベントルクチューンスペックB(DLT-C69XHR3S−B)に乗せるリールですが、クラッシュ9やブルシューター160を扱う場合はナイロン25lb.を巻いているのでレボビースト(自重270g)を使用しています。
問題なく扱えてはいますが、ちょっとこのロッドに乗せるのにはレボビーストだと自重がかなり増えちゃうので、持った感じのズッシリ感はありもったいないかなと。
もう少し軽くしたいので今後はバンタムMGL(自重220g)とかアンタレスDCMD(自重230g)でも試してみようかなと思っています。
ジグ・テキサスやサカマタシャッド8インチ等には20メタニウム(自重170g)を乗せて使っていますが軽くてバランスがいいので縦捌きのロッドアクションやロッドを寝かせた状態でのジャークも快適です。
こんな人におすすめ
一通り使ってみた上で、レーベントルクチューンスペックB(DLT-C69XHR3S−B)は4ozを超えるリアクション型ビッグベイトに本当にオススメだと思いました。
クラッシュ9はもちろんブルシューター160、ジョインテッドクローマグナムとかビッグロイドとかにも◎ あとダウズスイマーにも向いてますね。
今までのこのクラスのルアーを使おうと思ったらどうしてもグリップも含めたレングスが長いロッドが多かった。
小技を使おうと思うと地面にロッドが当たったりグリップが長過ぎて邪魔だったりで・・・。
そんな人には凄くオススメできるロッドです。
逆に同じ4oz越えのルアーで巻きを重視するならもう少し長さがあってティップが入るロッドの方がいいと思います。
それともちろんラバージグやテキサスリグ、カバースキャット等の高比重ノーシンカーでカバーを撃つのが好きな人にもバッチリの使用感だと思いますよ。
まとめ
今回はデジーノレーベントルクチューンスペックB DLT-C69XHR3S−Bのインプレでした。
最後に自分が使った感想のまとめです。
・軽くて短いグリップで取回しが非常に良い
・4oz前後くらいまでのリアクションビッグベイトに最適
・クラッシュ9のヨコヨコやデッドウォークにもキレを出せる
・ラバージグやテキサス、高比重ノーシンカーのカバー撃ちにも◎
・巻き重視で使うならラインスラッグの扱いに注意が必要
・サカマタシャッド8インチの操作性も良し
・フロッグやデカい羽根モノにも良さそう
クラッシュ9とかブルシューター160なんかを使うにしてもロッド選びって悩みますよね〜。
自分もかなり悩みましたが、このロッドは心から買ってよかったと思えるロッドだったので、この記事でご紹介した用途で使うのであれば本当にオススメですよ。
気になってる人は是非釣具屋さんで触って触ってみてくださいね。
それでは