DRTのVTS7インプレ!ヨタ巻きセッティング試したら凄かった!

春といえばどうやって中層に浮いてるバスを釣るか?というのが無視できないところ。

そこで1番に思いつくのがミドストでしょう。

しかし自分は琵琶湖にスピニングタックルを持ち込まない日も多く、ベイトタックルでもミドストの動きが簡単にできれるワームがあればいいのにな〜って前々から思っていました。

そんな時にDRTから発売されたワーム、VTS7のヨタ巻きセッティングの動きを見て衝撃を受けました。

なんとゆっくりリトリーブするだけでミドストのようなロールアクションが再現されていたんです。

こういうのを待ってました!欲しい!

しかし今やDRTの商品は人気過ぎてなかなか入手できません。

そのまま2020年春になってしまいました。

先日たまたま琵琶湖遠征した時に立ち寄った釣具屋さんで入荷したばかりのVTSを発見、ようやく購入する事ができました。

さっそくヨタ巻きセッティングで使ってきましたのでインプレしていきます。

このワーム期待以上に素晴らしかったです。

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DRT VTS7インプレ

まずはVTS7を使ってみたセッティングからご紹介していきます。

フックはビーストで決まり!

フックはオーナーのツイストフックビースト4/0

このフックはVTS7の開発の段階から使われているフックなので相性抜群です。

フックポイントがボディーに沿うように綺麗にセットできますので、サカマタシャッドのようにすぐにフックポイントが飛び出てしまう心配がありません。

ワームもズレ難いので基本的にはワームに皮イチでフックポイントを刺す必要も無いです。

とても気に入ったので、このフックは今後サカマタシャッドでも試してみようと思っています。

ヨタ巻きセッティング

とにかく1VTSでやりたかったのがヨタ巻きセッティングなのでさっそくチューニング。

といっても簡単で、ツイストロックのバネLサイズをボディー腹側のテール側からふた節目にねじ込みTGグレネードシンカーを装着するだけ。

最初はツイストロックが手持ちで無かったのでイマカツのジャバロンネオについていた身切れ防止コイルを使いました。(ラインが絡んでエビになった時にバネごと1度抜けたのでツイストロックの方がやっぱり良かったです)

シンカーのウェイトは3.57gを使用するみたいで基本は5g

自分は最初に3.5gを試したんですが、これでもうしっくりきたんでいいかな?と。

注意 ※TGグレネードを脱着する時は硬いので、埋め込んだバネをしっかり指で抑えていてもワームのボディーへダメージを与えやすいので要注意です。バネにシンカーを装着してからワームにネジ込むか、ラジオペンチ等を使ってしっかりバネの先端部分を摘んでシンカーを脱着する方がワームのボディーへのダメージが少ないです。

VTS7使用タックル

今回はタイニークラッシュやネコソギを投げているセッティングのままVTS7を使いたいと思っていたのでこんな感じです。

実際にフィールドではビッグベイトのフォローだったり、ビッグベイトでは根掛かりしやすそうな場所で使いたい場面も多いので。

VTS7使用タックル

ロッドデジーノレーベントルクチューン611M/MH

リール :バンタムMGL HG

ライン :サンヨーナイロンGTR-ウルトラ20lb.

柔らかめのロッドを使用しているとDRT白川さんのブログでも書かれていたので、レーベンMスラとの相性もいいです。

VTSを使ってみた感想

超簡単にミドストの動きを再現可能

TGグレネードシンカー5gに比べるとややロールは弱くなるとはいえTGグレーネードシンカー3.5gでもリトリーブするだけで絶妙なロールが入ってまさにミドストの動き!

1発で気に入りました。素晴らしい!

5gだとちょっと重くてリトリーブスピード上げる必要があるので、今のところは3.5gをメインに使用と思っています。

陸っぱりでも3.5gは使いやすいと思うのでおすすめです。

シミーフォールとキレのいいダートアクション

フォール時はゆらゆらとシミーフォールします。

ジャークした時はキレのいいダートアクションでビュンッ!!っと逃す事が可能。

VTS7を追ってきたけど喰わない時やサイトの時もこちらから仕掛ける事ができます。

かなり使い勝手が良く、これからはサカマタシャッド6の出番が自分の中では減るかなってくらい気に入りました。

ノーシンカーでも扱いやすい

VTS7の自重を測ると約25.5g(背中はノンソルト腹部分がソルトイン)でした

ちなみにサカマタシャッド6インチが16g(ノンソルト)、サカマタシャッド8インチが36g(ノンソルト)である事を考えてもしっかりした自重でノーシンカーでも扱いやすいです。

サカマタシャッドはネイルを刺す場所に関してややシビアなとこもあるのですが、VTSはサイズ感もそうですし、ワームの重心も下にあるので誰でもベイトで扱いやすいかな〜って感じましたね。

もう少し季節が進んだらサカマタシャッドと使い比べていきたいと思います。

リーリングジャークと合わせて白川さんやDRTのスタッフさんが実釣動画をYouTubeにアップしておられるので、こちらを参考にしてみてくださいね。

手元もしっかり写っていてとても勉強になりますよ。

VTS7inch

※参考動画:YouTubeチャンネル1977DIVISION VTS7inchより

VTSはこんな人におすすめ

この手のワームは昔から各メーカーの色々な商品があるので、別に買わなくていいやって思ってる人ほど使ってみてほしいワームです。

実際に自分も発売前はサカマタシャッド8インチをメインにしているからどうしようかな?って感じでしたが、ヨタ巻きセッティングの動きを見てこれは買うしかない!って思いましたから。

ヨタ巻きセッティングの為だけに買っても後悔はしないと思います。

根掛かり回避能力も高く、タイニークラッシュではロストが怖くて通せなかった場所にも使えますよ。


VTSで気になったこと

VTS7でヨタ巻きセッティングをすると正直コストはかかります。

特に値段が高いのはTGグレネード。

根掛かりはしにくいリグですが、ジャークした時にラインがTGグレネードのフックに絡んでバネごと抜けてしまった事がありましたのでそこは注意が必要です。

ジャークした後にもしエビになった時は無理にロッドで煽らずに回収してちゃんと手で治しましょう。

まとめ

今回はDRTVTS7のインプレでした。

ヨタ巻きセッティングでの内容でしたが、この春はビッグベイトと合わせてメインで使用していきます。

今後もヨタ巻き以外の使用感等も含めて今後も追記していきます。

色々とインプレ記事を書いていますが、ヨタ巻きセッティングは実際にやってみて予想以上に素晴らしかったですし、最近で1番気に入ったワームです。

これでミドストじゃないと釣れないレンジの魚にもベイトタックルで挑めそうです。

引き出しを増やしてくれるワームなので皆さんもVTSのヨタ巻きセッティングにチャレンジしてみてくださいね。

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