20メタニウムを中量級ビッグベイト用にカスタムしてみた

ビッグベイトに使うリールってロングハンドルに交換したりもしたいし、どうしても自重が重くなりがち。

仕方がないよねって思う反面、さほどヘビータックルを要しない中量級(2oz程度)ビッグベイトがメインならタックルもできるだけ軽量化したいものです。

そんな悩みから、20メタニウムを中量級ビッグベイト用にカスタムしてみましたのでこの記事で紹介していきます。

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20メタニウムをビッグベイト用にカスタム

タックルが軽ければ中層での感度も上がる

自分が今回カスタムする具体的な使用目的。

使用したいルアー

ネコソギDSR

タイニークラッシュ

ジョインテッドクロー178

ウェイテッド

スーパーシャトル等のスイムジグ

この用途なら前々からメインとして使ってきたバンタムMGLもしくは22バンタムという素晴らしいリールがあるのですが、今回はリールの軽さを重視してカスタムしています。

バーサタイルかつ2oz程度のルアーを投げれる軽いロッドは沢山ありますし、そういうロッドがリールでガツンと重たくなってしまうのはもったいない。

できるだけリールを軽くする事によってタックル全体のバランスを見直したいですし、中層での巻き感度(感じやすさ)も上がると思うんですよね。

さらにタイニークラッシュのデッドウォークアクションをしても疲れにくい等メリットは大きい。

あとはフォローでウェイテッドやノーシンカーワーム等の軽いルアーを使ったり、ロッドで大きくシャくるバイブレーションやメタルバイブも使ったりする時もタックルが軽ければやはり扱いやすくなります。

20メタニウムをビッグベイト用にする理由

今回ベースとなる20メタニウムの自重は約175gと軽く、マグネシウム一体成型のコアソリッドボディで歪みのない強さがある。

18バンタムMGLと同じドライブギアが採用されており、スムーズな巻き心地だし一体成型ボディーのおかげで高速でピックアップした時やファイト時にチャカつく事もない。

あとはナロースプールなのでデッドスローに巻いてる時の余計なラインのジリジリ音(ノイズ)もしない。←これ自分の中で大事

実際ラインキャパの問題を除けば全然このままでもビッグベイトで使える優秀さなので、手軽にビッグベイト用の軽いリールにしやすいと思います。

このカスタムの注意点として

今回の自分好みなビッグベイト用カスタムにおいて、強度よりも軽さからくる感度とアクションのつけやすさ、掛けてからの巻取りパワーを意識しています。

なのでリップ付のK9をゴリゴリ巻く事もないのでギアへの負担、強度面は無視しています。

そこを意識して使うならカルコン200とか22バンタムとか21アンタレスDCを持っていますので。

強度面はひとまず置いておきますね。

DRTバリアルハンドル+EVAグリップに交換

まずはバリアルハンドル(95mmと87mmは使い分けしています)をセットし、グリップをスリムノブからEVAのカルフォームでカスタム。

ここは自分的に結構大きなポイント。

なんせこのバリアルハンドルを使いたい!という点が重量が増えてしまう最大の原因。

軽いリールにそのままバリアルグリップ付きのハンドル付けちゃうとバランスがハンドル側にもたれてしまう感じがある。

だからEVAのカルフォームに変える事で少しでも重量を抑えたい。

その結果ロッドを軽く手のひらに乗せてリトリーブする時にバランスがとりやすくなります。

別にカルフォームが手に入らなくても、普通にEVAグリップに交換するだけでも効果は大きいと思います。

この辺の重さの違いは以前にカルフォームの記事でも紹介していますので興味のある方は読んでみてくださいね。

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DRTから2022年期待の新作アイテムが発売されました。それがCalformノブ!EVA化されたハンドルノブと軽量化されたシャフトでさらに扱いやすくなった。どれくらい軽量化されたのか?を含めたファーストインプレです。

22メタニウムのドライブギアに取替

次に今年発売された22メタニウムシャローエディションのドライブギアを釣具屋さんで取寄せてもらって交換。(写真は交換後)

22メタニウムシャローエディションのドライブギアはアルミ合金製なので約ー8gの軽量化

当然この作業に関しては22メタニウムシャローエディション(自重約165g)を買った人なら交換する必要はないです。

自分は20メタニウムのガンメタカラーが好みなので22メタニウム・シャローエディションは買わずに20メタニウムにシャローエディションのドライブギアをインストールしています。

USシマノのディープスプール(深溝)へ交換

次にスプールですが、フロロの14とか16ならノーマルスプールのままで使っていても全然大丈夫かな?と思います。

しかしナイロン20lb.で少しでも遠投したいしキャスト後のスプール痩せも気になるのでUSシマノの16lb.が100m巻けるディープスプールに交換。

これは去年からDRTのスタッフである、うねりさんがやっておられたチューンで、自分もすぐにこのスプールに飛びつきました。

USシマノのディープスプールは現在日本では販売されておらず、入手する方法はUSシマノの20メタニウムを購入するか、フリマサイトで入手するしか方法がありません。

自分の場合は去年海外からUS20メタニウムを購入しようとしましたが入金手続きがうまくいかずに結局はフリマサイトで入手しました。

シマノさんお願いですからUS深溝ディープスプールを日本でも販売してください。

中量級ビッグベイト用20メタニウム完成!

これで20メタニウムの中量級ビッグベイト用カスタムは完成。

最終的な自重はナイロン20lb.をパンパンに巻いた状態で209gとなりました。

バリアルハンドルを装着した状態でもノーマルのバンタム(220g)よりも軽い!!

今まではバンタム+バリアルハンドルで約260gくらいでタックル組んでましたが

その時から比べると約-51gという差はマジでデカいです。

やっぱり軽いっていいなと。

軽いからこそ伝わってくる情報量も増えますし、中量級以外でも守備範囲がかなり増えるなと思います。

冬から春にかけてのデッドスロー中層攻略にも相性バッチリなフィーリングです。

まとめ

今回は20メタニウムを中量級ビッグベイト用にカスタムした記事を書いてみました。

あまりに良い使用感なので正直言って所有している22バンタムの出番が減ってしまうかも。

もう1台同じものが欲しいけど、さすがにお金がかかり過ぎて無理。

とにかく扱いやすいリールになったので気になる方はチャレンジしてみてはいかかでしょうか。

長くなりましたが最後までお付き合い頂きましてありがとうございました!

それではまた!

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