どーもReoです。
バラムといえば!そう、バラム300でのエイトトラップ釣法が有名ですよね。
ジャイアントベイトを水面で8の字を書くようにバシャバシャと動かしてバスにスイッチを入れる釣り方は昔からありましたが、それが今、エイトトラップと呼ばれているテクニックです。
ここまでエイトトラップ釣法がメディアで大きく話題になったのはやっぱりバラムの産みの親、サタン島田さんのお人柄、キャラクターとバラム300あっての事ですよね。
そんなバラムですが、バラム300に関しては6oz程の重さがあるルアーなので使ってみたくても専用タックルを組む必要があり敷居は高かった。
自分も1日専用タックルでバラム300縛りをした事がありますが、翌日から首が回らないほどの筋肉痛になってしまった事も。
ですが今年バラムのダウンサイジング版であるバラム245が発売され、これなら自分でも投げきれそうだなと購入してみた訳です。
この記事ではバラム245を実際に使用してみた感じをインプレしていきます。
バラム245インプレ
バラム245のスペック
まずはバラムのサイズ感ですが、画像の上からバラム300・バラム245・クラッシュ9という順番で並べてみました。
バラム300よりはかなりコンパクトになった印象ですが、クラッシュ9程度のボリュームは健在ですし、アピール力は十分にありそうですよね。
バラム300ではトリプルフックが3つありましたが、バラム245では2つになっています。
ちなみにバラム245に使われているフックはデコイのY-F33F #2/0が使われています。
バラム245の重さは約105gで4ozクラス、クラッシュ9等で使っているタックルがあれば問題なくバラム245も扱えますし、専用タックルを準備するという点でバラム300よりも少しは敷居は下がったんじゃないかな?と思います。
価格は定価11.000ー、うん、相変わらずいいお値段・・・高級ルアーですね。汗
バラム245を使ってみた感想
自分がバラム245を使ってみたタックルはクラッシュ9で普段使用しているタックルと同じです。
ロッド:レーベントルクチューンスペックB 69XHR3S-B
リール:レボビースト(ハイギア)・バンタムMGL(HG)
ライン:サンヨーナイロン GTRウルトラ20〜25lb.
このタックルで使用してみた感想ですが、飛距離も十分ですし動きも非常に艶かしく泳いでくれます。
なんと言ってもバラム300に比べて片手でロッドを持っていても全然疲れ方が違います。
本当に楽になりましたし、自然とキャスト数も増えました。
巻き抵抗に関してもこの手のサイズのルアーとしてはめちゃくちゃ楽ですね。
バラム300の時は腕がすぐパンパンになってましたから。
もうバラム245には戻れないかも。
タックルを組む時の注意点
しかし気になった点が1つ。
ハイギアのリールで超高速巻きをするとバラム245はバラム300に比べて軽くなった分、バランスを崩しやすかったり水面から飛び出しやすい!
う〜ん、これは残念です。
こうなるとロッドティップをより水面まで近づけて飛びだしにくくリトリーブする必要がでてくるので、ロッドは最低でも7フィートを超えるものがいいなと感じました。
グリップの長さにしても自分は操作性と取り回しの良さを優先して短いグリップのロッドを使っていたので、バラム245では脇に挟めるような長いグリップの方が向いてると思いますね。
バラム245のタックルを組む時は自分が取り回しが悪いと感じ無い程度の範囲で長いロッドを使う事をおすすめします。
板オモリを貼ったり色々と調整もしてみたんですが、素直にタックルセッティングを変える方が良さそうです。
ラインをフロロに変えてみるのも1つかもしれませんね。
あとバンタムMGLノーマルギアでも使ってみましたが、ノー感じ過ぎるのでやはりオススメはハイギア以上ですね。
バラム245はどんな使い方がいいか?
川や湖でも使ってみて、自分が1番ピンときた使い方はタダ巻き。
無理に高速巻きをしないで下からジュボンッ!って突き上げさすイメージで今後使っていこうと思いました。
もしバスがチェイスしてきたら水面から飛び出さない程度の高速巻きで仕掛ける(逃す)イメージで。
それと少し巻いて止めて浮かせるっていう使い方にもいいと思います。
琵琶湖のナイト釣行ではゆっくり岸際を通して最後に足元に追い込ませるように使っていきたいです。
この手のルアーはスピードを落とさずに見切らせる前に喰わせるのがいいのはわかっていますが、正直言ってまだそのタックルバランスを出せるまで使い込めておりません。
もしナイロンラインとロッドの長さによって水面から飛び出しやすくなっているのなら、タックルセッティングがしっかり出せるまでは飛び出さない使い方で。
今後も色々試してみますね。
バラム245を買おうか迷っている方へ
バラム245を買おうか迷っている人は、値段も高いですから結構いると思います。
そんな方へ、まず7ft以上で4oz程度のルアーを投げるロッドを持っている、もしくは今後買うか?は1つの判断基準にするといいと思います。
クラッシュ9とかブルシューター160とかそのくらいのルアーをストレスなく投げれて扱えてるロッドであればバラム245は使えると思いますよ。
リールは20lb.以上を十分に巻けて、引き抵抗はこのクラスにしては少ないので高速で巻けるハイギアを推薦。
超高速巻きでの使用はしっかりロッドティップを水面まで近づけないとバラムが水面から飛び出しやすいので、足場が高いとこから釣りをする事が多い人は特に注意が必要です。
バスがチェイスしてきても足場が高いとエイトトラップもきませんからね。
バラム300よりは専用タックルの敷居は下がったとはいえ、自分のやりたい釣り方とフィールドに合わせてバラム245をどのように使いたいか?イメージしてから購入された方がいいと思いますよ。
まとめ
今回はバラム245のインプレでした。
サイズダウンしたものの、存在感は落とさずにめちゃくちゃ扱いやすくなったと思います。
動きも艶かしく使っていて楽しいルアーですが、ちょっと飛び出しやすくなった事だけが残念でしたね。
自分自身もやっぱりもうちょい煮詰めてタックルセッティングを組んでいく必要はあるかなって感じましたので、今後も色々と試して使い込んでバラム245での引き出しを増やしたいと思っています。
これから購入しようかな?って迷ってらっしゃる人はいい値段するルアーなんで、その辺も踏まえてご検討されてみてはいかがでしょうか。
それではまた!