どーもReoです。
今回は信頼度120%で釣行時に必ず持って行くワーム、ゲーリーヤマモトのファットイカについて書いていきます。
このファットイカのノーシンカー逆刺しセッティングは本当によく釣れますし飛距離もぶっ飛び、カバーにも強く、どんなフィールドでも助けてくれます。
そんなファットイカには数種類ありまして、ファットイカ、サイズが小さいベビーファットイカ、そしてヘビーカバーファットイカがあります。
この記事ではその中のヘビーカバーファットイカを自分が1番愛用している理由とファットイカとの使い分けをタックセッティングと合わせてご紹介していきます。
ヘビーカバーファットイカの特徴
ファットイカとヘビーカバーファットイカの自重
まずはファットイカとヘビーカバーファットイカの自重を測ってみたので比べてみましょう。
若干カラーや個体差によって変わるかもしれませんが自重はほぼ同じ。
どっち使っても変わらなくない?って思いますよね。
ではなぜ自分がヘビーカバーファットイカをメインに使っているのか?
それはファットイカよりも若干硬く張りが強いから。
具体的なメリットがこちら
針持ちの良さと耐久性
ヘビーカバーファットイカはファットイカに比べてマテリアル?が硬め。
この言い方であってるのかわかりませんが。
ボディー表面のハリが強く耐久性が合ってワームもズレにくい為、ややこしいカバーにも臆する事なく撃ち込めます。
スカートの接着部分も強度がある為、イマカツのダッドカットのようにスカートの接着部分があっさりとボディーから外れてしまうような事は今まで1度もありません。
値段は高く感じるかもしれないけれど、この強度は素晴らしいです。
もし1匹釣って裂けてしまっても(かなり裂けにくいとは思いますが)フックを刺す位置を変えてまだまだ使う事ができますよ。
水を吸いにくく塩抜けの影響が少ない
ファットイカはオリジナルでも抜群の飛距離を出してくれますが、ヘビーカバーファットイカは張りのあるやや硬めのボディーからか水を吸いにくく塩抜けしにくいと感じています。
元々ファットイカよりヘビーカバーファットイカの方が塩が少ないのかもしれません。
最初の自重はほとんど変わらなくても、ここからほんの僅かだとしても差が生じてくるように思うんです。
普通のファットイカで何匹か釣って針を刺す位置を変えながら使っていると傷んできた部分から水を吸ってしまい、塩も外側に出やすいのかな?って。
釣行後にぎゅっとファットイカを握るとボディーの中から水分が溢れてくるのが水を吸っている証拠です。
釣行後に水分を抜かずにフックに刺したままだとすぐフックがサビてくるのでよくわかります。
塩が抜けやすく水を多く含むと多少なりとも沈むスピードであったりバックスライドの幅だっりアクションも変わってくるんじゃないか?っていい気分がしないんですよね。
だから釣れなくなる!なんて事はありませんが、ノーマルのファットイカだと次の釣行では新しいものを使ってます。
ヘビーカバーファットイカの場合はぶっ壊れるまで頑張ってもらってますよ。
ファットイカとの使い分け
では具体的にヘビーカバーファットイカとファットイカをどのように僕が使い分けているのか?
ヘビーカバーファットイカは積極的にカバー周りに撃つ
ヘビーカバーファットイカはその耐久性とズレにくさを活かして積極的にカバー周りを撃ったりカバーに絡めて使っています。
ラバージグやテキサスで撃つ様な場所でもとりあえずヘビーカバーファットイカで入るなら撃ちます。
あとは沖のストラクチャーなどへ遠投しズル引きやリフト&フォール、エギングの様なしゃくりで使っています。
どんな動かし方でも釣れますけど、フォール以外のロッドワークを使ったアクションはズル引きとシャクリがよく釣れます。
ヘビカバーファットイカはフッキングが悪い?
ヘビーカバーファットイカの良さは前述したマテリアルの硬さとボディーの張りにありますがバスの口の中でうまくワームがズレてくれない事があります。
これにより強くフッキングしても刺さりが甘い時があったり、ランディングしたらポロリと外れる事も。
フッキングが上手く決まったと思ってもエラ洗い一発でバラしちゃう事があるのも事実。
ヘビーカバーファットイカにフックがズレやすい様に切り目を入れる方法もありますが、モロくなるのが早いので自分はやりません。
フックは細軸にしてみたり自分が納得できる工夫をしておく必要はありますね。
これに対しファットイカは自分の経験からヘビーカバーファットイカと比べるとフッキングが決まりやすくバレにくいと感じています。
もちろんフックは同じものを使っている時の話ですよ。
やはり柔らかさのお陰で、バスの口の中でワームがズレやすくフックが刺さりやすいのでは?と考えています。
タフったらファットイカ
自分がファットイカを使う時はまだまだ水温が低い3月とかアフターなどの時期にショートバイトが多かったりする場面で出番が増えます。
タフった時や吸い込みが弱いなと感じた時ですね。
スピニングタックルで繊細にボトムをズル引きして喰わせにかかる時、少しでも柔らかいマテリアルで仕留めにいくイメージです。
それ以外はへビーカバーファットイカばかり使っています。
誤解の無いように、あくまでも自分なりの使い分けなのでこんな奴もいるんだなってくらいで読んでください。
自分の周りで年中ファットイカしか使わない人は何人もいますから。
ファットイカシリーズはどれもよく釣れるワームである事は間違いありませんので、状況によりどの種類だと使いやすいか?を考えて使う事、そして信じられる自分のイメージを持つ事が1番ですからね。
ファットイカ(ヘビーカバー)使用タックル
次にヘビーカバーファットイカ、ファットイカのタックルです。
好みもあると思いますし参考程度に載せておきます。
ベイトタックル
ベイトタックルでは冬以外はほとんどヘビーカバーファットイカを使っています。
MH以上でパワーと遠投性能のあるシャキッとしているロッドがいいでしょう。
ローテーパーのロッドはオススメしません。
ラインはフロロカーボン14lb.くらい、糸ふけを素早く処理できるようにリールはハイギア以上を推薦。
フックは4/0を使用。
あまりガチガチのロッドだとピッチングでカバー撃ちするならいいですが、キャストし難いですしせっかく遠投できるワームなのに飛距離も伸びません。
気持ち良くフルキャストで飛ばしてしっかりフッキングもできるMHくらいがベストです。
自分はカレイドスーパークーガーとかデジーノレーベントルクチューン611MH-R2Sでの使用感がお気に入りです。
デジーノレーベントルクチューンDLT−C611MH+R2Sを3年間使い込んだインプレ
スピニングタックル
1号以上のPEライン+リーダーはフロロカーボン8〜14lb.くらいを推薦。
フックはベイトと同じく4/0。
おすすめロッドはファットイカスティックと呼んでもいいくらいに相性抜群のシマノバンタム274M。
リールは2500番か3000番でハイギア以上がいいです。
吊るしやヘビーカバーも撃ちたいならPE1.5以上を使用してグラディエーターアンチパワーノーズで。
こちらもフロロのリーダーを短くして巻き込まない様にすれば、ぶっ壊れの飛距離を叩き出します。
パワーノーズでの使用はヘビーカバーファットイカを使います。
細かいセッティングはそれぞれのロッドのレビューを別記事で書いておりますのでご覧ください。
ノーマルのファットイカを使う時に関しては前述したとおり、タフった時に出番が多いのでバンタム274Mを使用しています。
シマノ・バンタム274Mインプレッション!これがビッグバスを本気で捕る為のロングスピン
まとめ
今回はヘビーカバーファットイカについて書いてみました。
飛距離とカバー回避能力を併せ持ち、非常に使い勝手の良いワームです。
バラしちゃう事もあるけど、ワームだと1年で1番多く魚を連れてきてくれますね。
サイズのわりに55以上のデカいのもよく釣れます。
このワームで釣る1番のポイントはどんな状況で合ってもフォールとステイの時にラインを張らずにやる事です。
皆さんもぜひファットイカとヘビーカバーファットイカを上手に使い分けて大きいバスを狙ってみてくださいね。
それではまた!