使用頻度の高いワームやよく釣れるワームほどアゴの部分が裂けてしまったり、フックポイントを隠す部分がボロボロになって消耗も早いですよね。
それが人気で入手困難なワームだったり、お気に入りのカラーが行きつけのお店に売ってない時はなんとかワームを修復して少しでも長く使いたい!
自分もワームの裂けてしまった部分をライターで炙ってくっ付けてみたり、色々なワーム補修剤を試してきました。
そんな中、グローデザインワークスから発売されているWORM GLUE(ワームグルー)という商品を購入して使ってみたので記事にしたいと思います。
この商品、めちゃくちゃおすすめです。
ワームグルー(WORMGLUE)インプレ
ワームグルーの特徴
ワームグルーは合成樹脂有機溶剤という成分のソフトルアー(ワーム)の接着・補強コートです。
小さなビンで内容量は10mlです。え?少ない?いえいえ、ワームを修復する時はキャップに付属されている小さなハケでさっと一回塗るだけなのでかなりの量だと思います。
ワームグルーは液体でこの手のワーム修復剤としてはかなりサラッとしていて塗り難い裂け目の奥まで浸透してくれます。
ちなみに価格は税込みで¥1012-です。
実際にワームグルーでワームを補修してみた
実際にワームグルーを使ってジャバロン140を補修してみました。
こちらのジャバロン140はフックポイントを隠す部分が完全に裂けてしまって使い物になりません。
ワームグルーの小さなハケを裂け目に1度通し、最後に裂け目をフタするようにもう一塗り。
この小さなハケとサラっとした液体はとにかく塗りやすく手も汚れません。
ワームグルーを馴染ませるように指でボディーを少し抑えて馴染ませて、あとは5分程度放置して乾かしたら完了です。
フーって息を吹きかけるだけで表面ならすぐに固まってくれる程の速乾性なので、表面塗ったらすぐ裏面の補修にも取り掛かれるって感じです。
これでフックをセットしても大丈夫です。
めちゃくちゃ簡単でマテリアルも硬くならずに変色もしません。
優秀すぎますね。
ワームグルーのここが素晴らしい!
自分がワーム修復剤を使う時に重要視しているポイントが以下の事。
ワームグローはこの全てにおいて自分は満足しています。
・塗りやすい→ややサラっとした液体で細部まで浸透してくれる
・硬くならない→固まっても修復した場所が柔らかいままでワームの動きもそのまま
・速乾性→約5から10分程度でフックを刺せる程早い
・変色しない→透明なまま黄ばんだり白くならない
・長期間保存していても劣化しにくい→しばらく使ってなくて、久しぶりに使おうと思ったらビンの中で硬化(劣化)なんて事がない(現在確認中)
リアルカラーでも変色しない
ワームグルーはマテリアルを選ばす、変色もしないのでイマカツのハドルスイマーのようなリアルなカラーリングのワーム補修にも使えます。
画像手前のハドルスイマーはジグヘッドを装着してミドストで使っていたのですが、背中から綺麗に裂けてしまったのでワームグルーで補修したものです。
変色もなく綺麗に修復できました。
この手のワームはよく釣れるんだけど、なかなか欲しい時に買えなかったり値段も高いから助かりますね。
こんなワーム補修には向いてない
ワームグルーはとても優秀なワーム補修剤ですが、さすがに小さく細かいパーツの接着には向いていません。
例えば千切れてしまったテールの接着とかザリガニ系の脚の部分だとかにはチャレンジはしてみましたが耐久性も期待できませんし、接着面も小さ過ぎて諦めました。
こればかりは仕方がないですね。
スイムベイトやカバースキャットの修復にも最適
元々はスイムベイトのフラッグ170の為に購入してみた補修剤だったのですが、あまりに優秀で今では人気のカバースキャット等の色々なワームで頻繁に使用しています。
どんなメーカーのマテリアルにもしっかりと馴染んでくれるので壊れたワームは釣行後に家でしっかりと水分を拭き取って乾燥させてからワームグルーで補修するのが釣行後の決まりになっています。
まとめ
今回はグローデザインワークスのワームグルーのインプレでした。
今まで色々なワーム補修剤を使ってきましたが、いい補修剤に出会ったと思っても保存力が無くて容器内で劣化して固まってしまってガッカリ・・・なんて事も多かったんですよね。
ワームグルーは総合的に見てもお手頃な価格で素晴らしい補修力だと思いますので、皆さんも壊れてしまったワームを捨てないで補修してみてはいかがでしょうか?
1つ持っておけば、すぐ元がとれると思いますよ。