冬に琵琶湖で寒さに耐えながらライトリグをやったりヘビキャロをやっているけど、全然釣れないよ!って悩んでいませんか?
スローにフィネスな喰わせのリグを入れてるのにアタリすらない時って「バスいないんじゃない?」って心が折れちゃいますよね。
そんな時にぜひ実践してみてほしいのが、ジャッカルから発売されているTNバイブレーションを使ったリフトアンドフォールです。
ライトリグで1日やるよりも広範囲をスピーディーに探れて、エリアを絞れる。
そしてリアクションで喰わせられる!
この記事ではTNバイブレーションを使ったリフトアンドフォールのやり方とおすすめのタックルセッティングまでしっかりとご紹介していきます。
TNバイブレーションのリフトアンドフォールのやり方
なぜTNバイブレーションを使うのか?
バイブレーションは各メーカーから色々なものが発売されていますので好きなメーカーのバイブレーションを使って試してみるのもいいでしょう。
ですが! 飛ばない!フックによく糸が絡まる!この2つは致命的なのでリフトアンドフォールで使うには向いてません。
私がなぜTNバイブレーション(特にTN70)をオススメするのか?
その理由は3つ。
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飛距離が素晴らしい!←重要
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ラインがフックに絡まりにくい(エビになりにくい)!←重要
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サウンドタイプが豊富で音のローテーションができる!
まさにリフトアンドフォールに必要な要素が全部詰まっているのがTNバイブレーション。
誰でもストレスなく扱う事ができるでしょう。
リフトアンドフォールはTN70で初めてみよう
TNバイブレーションシリーズの中でも最初にオススメするのはTN70です。
自重は18gですが、ロッドを軽く振り抜いても誰でもぶっ飛ばす事ができます。
あえてメタルバイブレーションではなく、バイブレーションを使うのですから、音とサイズ感でしっかりと遠くのバスにもアピールできるようにしましょう。
TN70のおすすめカラーやサウンドは?
TN70をリフトアンドフォールで使う時のおすすめカラーは正直なんでもいいです。
どんなカラーでも釣れますから。
カッコいいなとか釣れそうだなって思うカラーが複数あればそれらをローテーションすればいいです。
自分の場合はRTエスケープザリガニのフルタングステンモデルを愛用しています。
それよりも重要視すべきはサウンドタイプ!これは余裕があればサウンド別に用意する事をおすすめします。
コトコトやジャラジャラ系、そしてサイレントを実績のあるスポットではローテンションしてみる価値はあるでしょう。
フォールのスピードをもっと早くしたい時やもっと遠投したい時等はTNトリゴン70を使ってみるのも面白いと思います。
TNのローテーションにはスナップが便利
TNバイブレーションシリーズをローテーションする時はあらかじめリングを外しておき、スナップを使用すると素早くルアーチェンジができます。
ラインの結び変えが面倒な人やラインの消耗を抑えたい人はスナップを使いましょう!
リフトアンドフォールのやり方
- まずはキャストして、必ずボトムまでルアーを落とします。
- 着底したら、ラインスラックを回収してロッドを3時の位置に構えます。
- 素早く12時の位置まで振り上げて、バイブレーションをリフトした直後にロッドを3時の位置に戻してフリーフォールさせます。
- これの繰り返し
ロッドワークの操作はとても簡単ですね。
釣れない時ほどカーブフォールではなく、なるべくフリーフォールで落とす事を意識してやりましょう。
何より1番大事なのは自分が続けられるリズムで繰り返す事です!
その為にはストレスなく扱いやすいタックルセッティングを組みましょう。
広範囲に手返しよく探って行こう
バイブレーションのリフトアンドフォールは広範囲を手返しよく探っていけるのでアタリが無ければどんどん移動しなら、この釣り方に反応するバスを釣っていきましょう。
実績のあるピンではいい時間帯に入り直したり、サウンドをローテーションしてみる事も釣果を上げるポイントです。
また、風が強くなった時や湖面が荒れ出した時のような変化を感じた時は積極的にバイブレーションを投げてこの釣り方を試してみてください。
リフトアンドフォールのタックルセッティング
リフトアンドフォールはタックセッティングがとても重要です。
疲れやすいタックルやリフト時にルアーの重さがストレスになるようなロッドは避けて、軽くて適度な長さで楽にリフトできるパワーのあるタックルを組みましょう。
参考までに自分のセッティングを。
ロッドは適度な長さとハリのあるロッドを使おう
バイブレーションのリフトアンドフォールはMHくらいでハリはあるけど、ティップは適度に曲がってくれるロッドを使っています。
長さは7ft前後がいいでしょう。
この釣り方ではルアーを素早くリフトさせる事がとても重要で、タックルバランスが悪いと腕がすぐに疲れてしまいますので硬めのロッドの方がリフトが楽です。
冬だからとノリを重視した柔らかいロッドではティップが入り過ぎたりベリーから曲がってスピードが出せずしかも腕への負担も大きいです。
リールは必ずハイギア(ギア比7以上)を使おう
バイブレーションは遠投した着水後のフォールで喰ってる事もありますのでギア比7以上のものでなくては対応できない事があります。
さらにリフトアンドフォールは素早くロッドを振り上げてからすぐにロッドを元の位置に戻してルアーをフリーフォールさせるのでラインがたるんだ状態の時にアタリが出る事も多いです。
素早くラインスラッグを回収できる事とバラしの軽減の為にギア比7以上をオススメします。
リフトアンドフォールで注意すべきこと
バイブレーションのリフトアンドフォールは岸際まで来たら早めに回収しましょう。
その理由は2つ
- 岸際での根掛かり回避
- 自分に向かってルアーが飛んで来ないように
岸際までルアーが近づいて来ているのに思いっきりリフトさせると水面からルアーが飛び出して自分に向かって飛んでくる危険性があります!
自分は2年ほど前にキャップを貫通して頭に突き刺さった事があります。
本当に危険ですので今ルアーがどの辺にあるのか?考えながらやりましょう。
まとめ
この記事ではTNバイブレーションのリフトアンドフォールについて書いてみました。
難しいテクニックは必要ありませんし、しっかりとしたタックルセッティングで自分のリズムを保ってリフトアンドフォールができばきっと真冬でも魚を手にする事ができるでしょう。
冬はライトリグよりも魚への近道だと思います。
ぜひチャレンジしてみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
それではまた!