大人気ルアーのクラッシュ9 やバラム300 、そしてスライドスイマー250にブルシューター160等をストレスなく使えるタックルを組む上で、どんなリールを選べばいいのか?迷ってらっしゃる方も多いと思います。
今回は2019年2月にアブから発売されたベイトリール、レボビースト(REVO BEAST)のインプレッションです。
コストパフォーマンスが高く、十分な性能のリールなので、少しでもジャイアントベイトタックルでのリール選びの参考になればと思います。
それではいってみましょ〜!
【アブ レボビースト インプレ】
ジャイアントベイト入門にも最適な値段
まずは値段の話。
カルカッタコンクエスト300(¥45.000-くらい)
アンタレスDCMD(¥59.000-くらい)
ジリオンTWHD(¥39.000-くらい)
レボビースト(¥22.000-くらい)
※ ()内は参考実売価格です。
ジャイアントベイトサイズを扱うリールでパッと思いつくのがカルカッタコンクエスト300やアンタレスDCMD等がすぐに思いつきますね。
どれも実績十分!の魅力的なリールだけどジャイアントベイト入門にはお値段的にちょっと敷居は高いですよね。
専用のロッドの購入資金も必要ですし、毎回はジャイアンベイトタックル使わないしそこまで高額なタックルで揃えるのはどっぷりハマってからでもいいと思います。
レボビーストは新品で販売価格¥22.000-くらいで購入できます。
しかも使うか?は別としてスペアバランスハンドル付き。
これくらいの金額ならジャイアントベイトでの釣りをやってみたけど自分には合わなかった!って場合もダメージは抑えられそうですね。
入門者用のリールって意味ではなく長年ジャイアントベイトやり込んでる人でもこの金額はかなり魅力的だと思います。実際本当にいいリールです。
レボビーストが気に入った場合はギア比の違うものをもう1台買うのも全然ありだと思います。
カルコン300やアンタレスDCMD買う事を思えばコスパ最強のジャイアントベイト用リールです。
外観とスペック
リールはやっぱりロッドに合わせやすくカッコいいカラーがいいですよね。
レボビーストの外観はクールなツヤ消しブラックボディー。
めちゃくちゃカッコいいです。
スペックはこんな感じ。
※出典:アブガルシアHPより
自重とギア比
レボビーストの自重は270gです。
最初は「こんなもんかなぁ、ジャイアントベイト用なら仕方ないよね」って思ってましたが、使い込んでいくとやっぱり重いなぁって感じます。
ジャイアントベイトのロッドは重たいものが多いですから、タックルバランスや使い方で印象は変わりますけど。
ちなみにカルコン300は325gですからそれに比べれば軽いですけどね。
ギア比は5のローギアと7のハイギアの2種類ありますが自分はレボビーストの用途はクラッシュ9、ブルシューター160、スライドスイマー250、バラム300での使用がメインになるのでハイギアを選びました。
これはリーリングジャークする時に力強く巻いて初速を上げたいからという理由です。
ブレーキはインフィニブレーキシステム
ブレーキシステムはマグネットブレーキと遠心ブレーキの両方を使ったインフィニブレーキシステム。
遠心も細かくオンオフが切り替えられますし、マグネットブレーキもマグネットを追加できたりと好みのキャストフィーリングにカスタムできます。
自分の場合、ジャイアントベイトは初速がつき過ぎないように1度ブレーキセッティングを出せば、後は日によって外部ダイヤルで調整する程度なので遠心部分はそんなにイジる事は無いですね。
空気抵抗が大きくジョイント型のジャイアントベイトであっても、4oz以上とかメインなんでそんなにブレーキがどうのって気を遣う事はないです。
クラッシュ9もぶっ飛びですよ。
ラインキャパシティが魅力!その理由とは?
スプールは37.5mmが採用されています。
注目すべきはラインキャパシティー。
・20lb.が150m ・25lb.が115m ・30lb.が100m
そんなに飛ばせねーよ!と。
いやいや違うんですよ、ジャイアントベイトタックルはキャストして40m飛んだとします。
その時にラインキャパの少ないリールで25ポンドとかの太いライン巻いてるとキャスト後にスプールがめちゃくちゃ痩せる。
せっかくギア比が高くでも巻取りの長さは落ちてしまうわけです。
おまけにスプールに近いラインはコイル状になるのがキツくフロロカーボンだと巻きグセでルアーがアングラー側に意図せず引っ張られてしまいます。
軽量プラグやベイトフィネスならスプールに巻くラインは最低限で構わないですが、ジャイアントベイトのリール選びはここがポイントとなるところです。
レボビーストならキャスト後もまだまだ十分にスプールにラインが残っておりスプールが痩せにくいので飛びも飛距離も変わってくるし、巻き取りの長さも落ちにくくリトリーブを開始する時の初速も上げられるというわけですね。
こんな用途に最適
ちなみに参考までに自分がレボビーストを乗せているロッドと使用ルアーはこんな感じです。
ロッド:スタジオコンポジット×DRT・フォーザ・ビーストFTB78XXH 8パワー
:ツララ×DRT70リミックス
リール:レボビースト 40HS ギア比7
ライン:ナイロンGTR-ウルトラ 25lb.
使用ルアー:クラッシュ9、スライドスイマー250、バラム300、ジョイクロマグナム、ブルシューター160
他リールで使った後の不要になった20lb.を下巻きとして適度に巻いて、メインの25lb.を75m巻いています。
このタックルセッティングで1番よく使っているのは現在はクラッシュ9とバラム300です。
クラッシュ9Hi のリップイン・モードBでの速巻きもビクともせず安心感があるし、バラム300も同じく速巻きで使っても凄く楽に巻けます。
もちろん今流行りのクラッシュ9LowリップレスモードBのヨコヨコにも最適な使用感です。
2021年:追記
レボビーストにバリアルハンドル付けたらかなり重かったので重さを気にする人はノーマルハンドルの方がいいです。
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飛距離
重たいルアーしか使いませんので重さに合わせて気持ちよく飛ばせます。
ジャイアントベイトの釣りですからあまり大遠投が必要な事はありませんし、自分はそれを求めてはいません。
不満なし!
もちろん一般的なネコソギとかタイニークラッシュなどのビッグベイトでもよく飛ばせますが、別問題として25lb.や30lb.の太いラインだと動きも多少なりとも変わってくるかも。
そのくらいのクラスのビッグベイトをメインに扱うならリールの自重があるレボビーストはおすすめしません。
シマノのバンタムMGLが丁度いいですよ。
巻き心地
95mmのロングハンドルでジャイアントベイトでもハイギアだと思えないくらいスムーズな巻き心地です。
かなりギアに負担をかける使い方をしているのでどこまでゴリ感がでず使えるのか?今のところは全く問題ありません。
いつもハンドルやハンドルノブはバリアル等に交換する事が多いのですが、今回は標準装備されているミドルラウンドEVAノブもバリアルハンドルノブほどではないですがかなり握りやすいと感じました。
って言っても、こういうノブは慣れない!合わない!って人もいると思いますので、そういう方は違うメーカーのものに交換する事をおすすめします。
バリアルやスタジオコンポジット等のハンドルやその他豊富なカスタムパーツを取り扱っているヘッジホッグスタジオで探すのがおすすめ。
レボビーストはこんな人におすすめ
これからクラッシュ9やバラム300・スライドスイマー250等のジャイアントベイト始めたい人、カルコン300のパーミングが手に合わない人、コスパ重視で安くジャイアントベイト用リールが欲しい人。
これからに該当する方の背中押させて頂きます。笑 ピッタリのリールだと思います。
レボビーストは安い!パーミングしやすい、ある程度の自重、ギア比も選べる、ギアも強いという点で凄くバランスがとれたリールです。
おすすめします。
まとめ
今回はアブのレボビーストのインプレッションでした。
久しぶりのレボ系の購入でしたが、やっぱり良いですね〜。
安い、カッコいい、性能もいい、あとはお好みで色々とイジる楽しみもあります。
気付いた事や新たな発見があれば今後も更新していきますね。