スティーズリアルコントロールC73H-SV・STインプレ

今回はアメリカのトーナメントで大活躍してる藤田京弥プロが手掛けたスティーズリアルコントロールシリーズの中からスティーズRC C73H-SV・STのインプレを書いていきます!

このロッドが発表された当時、自分はレイドジャパンのグラディエーターアンチ・キングヘビーというロッドを使用しており、用途が被るので必要ないかな~って。

正直そんなに最初は興味が湧かなかったわけです。

そんな中、スティーズRCのスピニング(S61L-SVS68MH-ST)を買ったんですが、これが超絶軽いし投げやすいしマジで良過ぎたので、これはちょっとベイトのC73Hもヤバいロッドなんじゃないかなと。

もう興味津々になりまして速攻でこちらも買っちゃいました。

購入にしたのは2023年なのですが、まだじっくり使い込めてはいないのですがファーストインプレッションって感じで読んでいただければと思います。

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スティーズリアルコントロールC73H-SV・ST

スティーズRC C73H-SV・STの特徴

藤田京弥プロが「もともとはカバー撃ちとジグスト用に作り始めた」というこのロッド。

ロッドワーク時の糸鳴りを抑える等の様々な要望から最終的にソリッドティップを採用

その結果、専用性だけでなく汎用性も上がり、ジグや各種リグから操作系のビッグプラグやスイムベイトまで“とりあえず使える”レベルじゃなくて、“充分扱いやすい”中・重量級バーサタイルになったということです。

出典:ダイワスティーズリアルコントロール公式HPより

詳しい内容はダイワのスティーズリアルコントロールのHPからチェックしてみてください。

1本でいろいろとやりたいオカッパリにも便利そうです。

ちなみに陸王2022では藤田プロがブルフラット5.8の2.7グラムのテキサスリグで歴代レコード(3280g)を釣ったりと皆さんの印象にも強く残っているロッドではないでしょうか。

リールとの相性(バランス)

さて最初にバランスの話になるんですが、C73H-SV・STの自重は107g。

ロッド単体で持った感じはこの手のロッドでは軽いけど、グリップが短めだから7.3ftの長さ相応の先重り感は若干あります。

そこでまず乗せてみたリールはスティーズSVTW(自重160g)。

うん、悪くない。

だけどもう少し手元重心の方がロッドを縦に構えた時に楽になるかな?って感じ。

試しに21アンタレスDCHGのせたら随分しっくりきました。

この辺は好みかと思いますがリールの自重があった方が楽に感じる。

最終的にはラインキャパ等も考慮しつつジリオンTWHD(自重200ℊ)で落ちついたという感じです。

見た目の相性もバッチリで気に入ってます。

ちなみに藤田京弥プロはジリオンSVTWでタックルを組んでおられます。

リールで好みにバランスを出すのがいいですね。

めっちゃ投げやすいヘビーロッド

初めてジグをキャストした時に「あ、めっちゃ投げやすいわ!」ってのが率直な感想。

ヘビーロッドでキャストしている感じではない感覚です。

負担に応じた曲がりでキャストのリリースポイントが広く感じるので、レイドジャパンのキングヘビーよりも凄くキャストフィールは自分に合っていると思いました。

これめっちゃ重要で、ヘビーロッドにおいてキャストのしやすさ・精度はバーサタイル性に大きく影響してくるところだと思っています。

しっかりとキャストが決まるので73という長さを感じさせないキャストフィールです。

めっちゃいいです。

操作性と感度

ジグストをしてみるとシャープなんだけど、負担に応じて僅かに入ってくれるティップはラインの重みを感じながら操作できる感じ。

感覚的なの話なので、誤解してもらいたくないのはダルくない程度のティップの入りです。

ガチガチのロッドでジグストしててもどこ(泳層)で何やってるか分からなくて、結果集中できずに辞めちゃうって事になるんだけど、スティーズRC C73H-SV・STだと集中できるし操作できてる楽しさを感じられる。

ラスターブレード115や75でバマストしてみても相性がいいです。

感度はもう十分にいいし、カバー撃ちだけでなく太いラインを底に這わせてカバースキャットやファットイカ等の高比重ワームで使用するのにも◎

ビッグベイトやスイムベイトにもいいぞ!

シャープだけど負担に応じて曲がるソリッドティップ。

これジョイント系ビッグベイトを操作するのにもめっちゃ良かったです。

ロッドワークの強弱でタイニークラッシュをドッグウォークさせたり、ジョインテッドクローを素早く逃がしたい時にキビキビ動かしたりとアングラーの意思をルアーに伝えやすい操作感には脱帽ですね。

レイジースイマー等のスイムベイトも今はこれでやってます。

止めといて飛ばして逃がす!みたいな時でもバッチリです。

昔使ってたインスピラーレのガンスリンジャーみたいな感じに似てるかも

カバー撃ちオンリーではもったいない!おすすめの用途

ここまでザクっと書いてきましたが、いろいろ試してみて今後自分が使っていくルアー・リグをご紹介したいと思います。

まずカバー撃ち。

ジグ・テキサス・5g 7gのリーダーレスダウンショット

オープンでは高比重系ワームのズル引き

ファットイカ・カバースキャット

操作系重視のビッグベイトとスイムベイト

タイニークラッシュ・ジョインテッドクロー・レイジースイマー

アラバマリグ、引き抵抗が強過ぎない操作系アラバマにも好相性

ラスターブレード75・ラスターブレード115

1本でも戦えるロッドだと思う

おすすめの用途でご紹介した通り、撃つだけじゃなくいろいろできるロッドかなって思います。

一昔前まではジグならジグロッド1本でやり切るくらいの覚悟じゃないとダメだったんですが、

中・重量級のバーサタイルロッドとして高次元に対応できると言っていいと思ってます。

そこはやっぱり高比重ノーシンカーからアラバマまで投げやすいという事が本当に大きい。

おかっぱりだと特に融通の効くロッドって本当に助かりますよね。

今年はカバー周りではこの1本をフル活用しつつ釣りを楽しみたいと思っています。

まとめ

この記事ではスティーズリアルコントロールC73H-SV・STをインプレしてみました。

ハイエンド、高額機種です。

でも値段は問わないなら、これをすすめたいです。

特にキャストフィールと操作性は抜けてる感じがしますね

自分は今年の撃ちモノはこれで決まりです!

ぜひお店で触ってみてくださいね。

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