ダイワ スティーズリアルコントロールS63UL-SVインプレ

スティーズリアルコントロールシリーズがお気に入り過ぎてロッドの入れ替えが止まらないReoです。

今回はダイワ スティーズリアルコントロールS63UL-SVのインプレを書いていきます。

まぁ陸っぱり専門ですから前回の記事で書いたS61L-SVあれば事足りるのですが、63ULもこれまた違った良さがあってめちゃくちゃ気に入っております。

藤田京弥プロがサイトスペシャルと位置付けるこのロッドしっかりご紹介します。

是非最後までお付き合いください。

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ダイワ スティーズRC S63UL-SVインプレ

スペックと使用感

まずはスペック

ロッド自重56g!! 61Lより63ULの方が1g軽い。

やっぱりリアルコントロールのこの軽さを知ってしまうと重いロッド使ってられなくなっちゃいます。

ルアー重量は1/64~1/8ozまでという表記

参考までにダイワさんのHPから他の番手との調子比較画像を転載させて頂きます。

出典:ダイワスティーズRC公式HPより

画像ではさほど61Lとの違いがないように思えますが、振った感じは63ULの方が一般的なLロッドに近いなと感じるマイルドな使用感です。

UL表記ですけどもティップはダル過ぎる事がなくシャープな感じが残っており非常に扱いやすいです。

近年だとレイドジャパンのグラディエーターマキシマム・マックスフィクサーとポイズンアドレナ2610UL/Mという2本のULのロッド使ってきましたが、シェイクして喰わせるのに特化した使用感だったので、この感覚は無かったですね。

投げやすさ、キャスト精度、パワーも素晴らしい。

特にティップは61Lよりマイルドな分、ルアーの振動、引き抵抗、重さを感じやすくI字プラグやスクリューベイトにもピッタリです。

サイトスペシャルという位置付けの意味と感度

さて公式HPの63UL説明文の中でこんな一文があります。

「ボトム感度にあまり期待してはいけない。」

最初読んだ時、おい、マジかって思いました。

でもこれ使ってたらよーくわかりました。

確かにボトム感度においてはもちろんアタリはわかりますがキンキンの感度ではありません。

そもそも自分がこのロッドに最も期待したのがサイトフィッシングにおいて自分からスピードで仕掛け、バスが口を使った瞬間のスッポ抜けにくさ(ノリの良さ)にあります。

それはサイコロラバーノーシンカーでもジョーダンのようなI字プラグで仕掛けた時でもリアクションダウンショットでもメタルバイブでも全部共通して言える事。

小さいルアーをスピードは落とさず瞬時にアクションさせ、瞬間的に口を使わせてからの間(タメ)が作れないとスポンっ!って口から抜けやすいのですが、63ULはヌンってティップが粘ってくれてバスの口の中で針先が乗ってくれるイメージ。

掛けてからは全体でスムーズに曲がって追従してくれてラインブレイクを恐れずとてもファイトしやすい。

そこが1番このロッドの武器だと感じるところですね

現時点で40本ほど釣りましたが小さい魚も含めてバラした事がありません。

感度キンキンのロッドをお探しの方には向きませんが、ラインを目で見てアタリが取れる人であれば使用するメリットの方が十分に上回るロッドです

シャローや水面系でのサイト勝負にはバッチリです。

スティーズRC63ULのオススメの用途

63ULはルアーを目で見ながら操作するものに非常に相性が良く、思うようにアクションがつけやすいです。

釣り仲間からティップめっちゃ入ってますねって言われるけど操作してる自分は全くダルさを感じない不思議なロッドでプラグにもめちゃくちゃ相性がいいです。

具体的に半年以上使ってみて特に気に入っている用途・ルアーですが

①サイコロラバー ノーシンカーとリアクションダウンショット←超オススメ
②ジョーダン(ハンクル)の i字もしくは放置からのジャーク
③小型プラグ全般 ソウルシャッドやTN
④ホバスト・軽量級ミドスト

柔らかいけど、適度な張りがあり小型バイブレーション等の振動を感じやすいし、使っていて凄くリズムを作りやすいです。

真冬や春先のリアクション系・中層ミドスト・ホバストにも相性ピッタリです。

ULとは思えないロッドパワー

12月にサイコロラバーで釣った56cm・3kg越えの魚にもしっかりとロッド全体が仕事をしてくれて、ファイト時間も短く取り込む事ができました。

オープンウォーターでの話になりますが、どうしても61Lだとロッドにパワーがある為、アングラー側も強気のファイトになっちゃってブレイクしたりバラしたりというのがありました。

63ULではミスなくかと言ってパワー不足を感じる事なくファイトができています。

スティーズRC 61Lと63ULの使い分け

共通して言える事はどちらも非常に汎用性が高く陸っぱりで便利なロッドです。

自分の場合、先に61Lを買ったのですが使用できるルアーウェイトの幅が広く、掛けにいく釣りでの使用する事が最近は多いです。

ただLクラスのロッドとしては少し強い部分もあるので冬場は63ULのノリの良さを優先して使っています。

具体的に61Lは5インチ以上のネコリグを中心に釣行する時に持っていく感じで、サイトやリクションダウンショット、ホバストやI字での中層攻略を中心に釣行する時は63ULを選択しています。

個人的な意見ですが、もし61Lでサイコロラバーのすっぽ抜けに悩んでいる人は63ULを使ってみる事をオススメします。

まとめ

この記事ではスティーズリアルコントロールS63UL-SVのインプレを書いてみました。

61Lの時も感動しましたが、63UL本当にいいロッドで出番が多いです。

どちらがいいという事ではなく使い分けができるので2本とも活躍してくれていますね。

63ULは61L以上にサイトフィッシングに適しているロッドです。

サイトが好きな人に特にオススメします。

お値段はダイワのハイエンド機種ですから高いですが、その価値はあるロッドだと思います。

今まで使ってきたULクラスのロッドで1番お気に入りでオススメできる1本です!

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