どーもReoでございます。
今回はシマノのゾディアスシリーズからスピニングロッド・ゾディアス264Lのインプレッションです。
ゾディアス264Lは新品で買っても1万3000円くらいで初心者の方でも手を出しやすい価格設定となっています。
我が家では息子がメインのスピニングロッドとして使っているのですが、自分も色々と使ってみた感じをインプレします。
どのスピニングロッドを買おうか迷ってらっしゃる方の参考になればと思いますので是非最後までお付き合いください。
ゾディアス264Lインプレッション
スペック
まずは簡単なスペック
長さは6ft4インチでアクションはL。
適合ルアーウェイトは3〜10g
スピニングの基軸となるフィネスバーサタイルという言葉がピッタリな汎用性の高いスペックですね。
とりあえずスピニングはこれ1本でスモラバ、ライトリグ全般、小型のシャッド・ミノー等をカバーできます。
264Lと264ーL2の違いって何?
メーカーHPにもあるように、ゾディアス264Lとゾディアス264L-2という2つの品番がありますが何が違うののか?
264Lは1ピースのロッドで264L-2は持ち運びに便利な2ピースロッドになっています。
一昔前だと2ピースの方が感度が悪いとかそういう話もありましたが、最近は持ち運びに便利なので2ピースロッドもよく売れてるみたいですね。
基本的に性能は同じだと考えて大丈夫です。
合わせるリールとライン
リールは2000番か2500番で。
個人的には2000番のハイギアがオススメです。
ワゴンセールで売ってる3000円くらいのリールではなく、ちょこっとだけ奮発して2万円代くらいのドラグ性能がよくて軽いリールを使った方がいいです。
激安リールはほんと重いしトラブルが多いのでゾディアスの良さも活かせません!
ロッド自体も軽いのでリールを付けてみてバランスがいいな〜って思えるリールを選ぶようにしましょう。
ラインはフロロカーボンの4lb.が最も操作性とある程度の強度で使用範囲が広がると思います。
超フィネスな釣りをする真冬の釣りや水路等の小場所ではフロロカーボンの3lb.を巻いて0.9gのダウンショット等をするのもいい感じで使えます。
この価格帯では驚くべき性能
ゾディアス264Lを初めて使ってみて、4〜6万円くらいするハイエンドロッドには敵わない、痒い所に手が届かない感じはありますが、それは当然のこと。
しかしこの価格帯でこんな性能いいのか!って本当に驚きました。
リールシートやグリップ周辺は持った感じも安っぽさはあるけど。
めっちゃ軽いし、グリップの長さも丁度良くて操作性もいい!
適度なティップの柔らかさでキャストが凄く気持ちいい。
まだキャストが未熟な息子が使ってもワンハンドでヒュンッ!ってピンスポットにしっかり決められます。
感度も十分で、ノリもいいし掛けた後は捻れを抑えた綺麗な曲がりで魚の突っ込みに耐えてくれる。
とにかく「扱いやすい」ロッドです。
自分のメインにしているフィネス系のスピニングロッドはエバーグリーンやデジーノのスピニングなのですが、それらを使ってるからこそ、この1万円代で買えるゾディアス264Lの良さには驚きました。
初心者や学生さんはもちろん、中級者以上の方でもコスパを考えればゾディアスシリーズは264Lに限らず満足できる性能です。
ゾディアス264Lで使いたいオススメのリグやルアー
ゾディアス264Lを使ってみて特に使い勝手がいいなと思ったリグとルアーです。
使用範囲は広いのでこれしかできないという意味ではありません!あとは好みです。
・スモラバ0.9g〜2.5g・ダウンショットリグ3.5gまで
スモラバとダウンショットに関してはスラックシェイクもしやすくて、喰わせ能力はかなり高いです。
子供でもラインを張ったり緩めたりの操作を楽にできるので、まずはこのロッドで練習するってのもアリだと思います。
ただ注意すべき点はシンカーやスモラバの重さが3gを越えるとティップが結構入るので底はとりやすいんだけど、岩の隙間にスタックしちゃった時等の根掛かり回避能力は低いです。
そういう場所ではジグヘッドワッキーにする等の対策でカバーしましょう。
・ノーシンカーワーム(i字引き)
ハドルフライやアイシャッドのマス針チョン掛け「i字引き」にもキャストがしやすくノリもいいので相性抜群です。
・ネコリグ
抜群に相性がいいです。
カットテールの4〜5インチを使ってワッキーリグ・ネコリグをするのは自分の最終手段ってくらい。
サイトフィッシングにも◎でハドルフライを使った水面ピクピクや三原虫のノーシンカーも扱いやすいですよ。
・シャッド・ミノー
小型のシャッド、小型ミノーに限っていうとベストマッチです。
例えばレベルシャッドとかリップライザー60。
飛距離も出てノリもいいですし素直にロッドが曲がるのでいい仕事をしてくれます。
自分の場合は冬〜春先まではゾディアス264Lでやって、それ以降はもう1ランク、ティップのハリが強いロッドでやっています。
こんな人にオススメ
ゾディアス264Lは色々なリグに対応できるバーサタイル性とコスパの良さから初心者の方はもちろん、学生さんや中級者以上のアングラーまで幅広くオススメできるモデルだと思います。
ベイトタックルがメインなんだけどたまに坊主逃れにスピニングも持って行くよ〜って方にもこの価格でこの性能なら1本持っておいて損はなしです。
自分は海釣りでアジングやオキアミを使ったスプリットショットリグをするのですがその時もこのゾディアス264Lを使ったりしています。何かと便利です。
ただパワーに関してはハイエンド機種で同じ柔らかさ(アクション)で比べると若干頼りなく感じるかなと。
自分の行くフィールのカバーの濃さであったり、アベレージサイズはどんなもんか?によって、少し強い(硬い)番手を選ぶ必要はあります。
琵琶湖で常に55cm以上をオカッパリから狙っているって人にはオススメしませんし、逆に琵琶湖でとりあず数釣りしたい!って人にはオススメです。
【まとめ】
今回はゾディアス264Lのインプレッションでした。
自分が子供の時に1万円代でこんな性能のロッドを買えるなんて想像できませんでしたね。
素材と技術の進化って凄い。
とりあえずスピニングロッド1本買って何でもやりたい!って人にはこの価格なら最適です。 あとは見た目が好みかどうか?ってくらい。
同じ価格帯だとダイワのクロノスという選択肢もありますがそちらは使った事が無いので何とも言えません。
気になる方はぜひ釣具屋さんで触ってみてくださいね。