Reoです。
ビッグベイトのクランキングやマグナムクランクの高速巻きにスティーズA1016H(ノーマルギア)を使っていたんですけど、もうちょっとパワーが欲しい!もっと楽に高速で巻きたい!って思っていたんですよね。
こうなるとさらに剛性感があるローギアのリールが欲しくなってくる。
当時タイミングよくリョウガのモデルチェンジがあったし、釣り仲間からも評判が良かったので思い切って購入してみました。
この記事では18リョウガ1016CCを買って1年使い込んでみた感じをご紹介していきます。
18リョウガ1016CCインプレ
スペックとカルコン200との比較
正直言って、ロープロ派の僕は丸型が苦手で今までシマノのカルコンシリーズは色々と使ってきましたけど1年以上売らずに使用したのは初代カルコン200DCくらい。
今回も18リョウガか新しいカルカッタコンクエスト200を買うか迷ったんですけど、ハンドルの長さやハンドル1回転での巻き取りの長さ等を見て、18リョウガにしました。
価格はリョウガもカルコンも4万円代でさほど変わりません。
ちなみに自重は15gカルコン200の方が軽いです。
参考までに18リョウガのスペックとカルコン200のスペック
リョウガのスペック
カルコン200のスペック
マグナムクランクで使うならハンドルノブ交換は必須レベル
最初の釣行でボアコンストリクターGPに18リョウガを乗せて早速マグナムクランクを高速で巻きまくる。10分もしないうちにハンドルノブを摘んでいる指が痛い・・・・。
それでも我慢しながら巻き続ける・・・ゆっくり巻くなら問題が無いのかもしれない、でもマグナムクランクですからグリグリグリ〜って力強く高速で巻かないといけないというのに、もう指の皮が・・・。
僕には全くハンドルノブが合わずに、DRTバリアルハンドルノブに付け替える事にしました。
ハンドルごと交換するのもいいのですが、18リョウガの自重は255gですから極力これ以上重くしたくないのでハンドルノブだけ交換。
完全に化けました。
ハンドルの長さも元々90mmですしノブだけ変えたらめちゃくちゃ快適です。
DRTバリアルハンドルノブに変えると本当に化けますよ。
ただしDRTのハンドル及びノブは人気で入手し難いので自分にあう他のノブで代用してもいいと思います!
飛距離
飛距離に関してはマグナムクランク、ネコソギ、タイニークラッシュ、アベンタクローラーをリョウガで使っていますが、ブレーキがゼロアジャスターを全くイジってない状態でも結構強いので体感ではバンタムMGLとかの方が気持ちよく飛ばせるかな〜?って思います。
実釣において問題ないくらい、ほんの僅かな差ですけどね。
普通サイズのプラグやスコーンの巻きに使いたい時は浅溝スプールに交換した方がレスポンスが上がってオススメです。
巻き心地
ハイパーメッシュギアシステムは頑丈で非常にスムーズな巻き心地です。
スティーズAでマグナムクランクやってた時よりも自重があるのでずっしりとした重みで手元に重心を置け、しっかりと安定したパワフルなリトリーブができます。
でもカルコンみたいなヌルヌル系ではないので巻き心地がいいのは変わりないですが、人によってフィーリングの好みは分かれるかも。
18リョウガを最大限活かせる!おすすめ用途はこの3つ
自分が18リョウガ1016CCを使い込んでみて特に気に入ったおすすめの用途がこちら用途
①ネコソギやタイニー等のビッグベイトのクランキング
ネコソギ・タイニークラッシュについてはラインスラッグをたっぷり出しながらデッドスローリトリーブしたり、普通にクランキングで使ったり、どんな釣り方にも対応できます。
②ハネモノ
アベンタクローラーやデカダッジ、NZクローラー等のハネモノに関しても相性バッチリでロングハンドル+ローギアを活かした一定速度でのリトリーブにとてもマッチします。
③マグナムクランク
マグナムクランクではリールの剛性を活かした安定感のある力強い高速リトリーブが可能です。専用タックルを組む時は絶対にオススメ。
他にもディープクランクとかスピナーベイトのスローロールとかにもいいです。
それ以外は正直に言って無理に18リョウガでやりません。
それでも去年はボアコンストリクターGPにリョーガ1016CCを乗せて巻きでは1番釣りました。
結局ローギアって釣れるギア比だなと再確認させられます。
ノーマルサイズのプラグには?
ノーマルサイズのクランクとかを使うなら自分は18リョウガは使いません。
スティーズSVTWとか19アンタレスを使います。
18リョウガで使うには飛距離も物足りなく感じるでしょうし、リールが強すぎるかな〜って感じますね。
リョウガをワイルドハンチ等のウェイトで使いたいと考えている人は浅溝スプールに交換する事をおすすめします。
これ1台でなんでもやりたいと思う人向けのリールではないので、バーサタイル性は期待しない方がいいでしょう。
18リョウガはこんな人におすすめ
前述したおすすめ用途3つ
ビッグベイトのクランキング・ハネモノ・マグナムクランク これらの用途で専用リールが欲しいと思っている人は買いです。
カルコン200と迷っている方は見た目の好みとブレーキシステムで選んでもいいでしょう。
重たくて巻き抵抗のあるルアーを使うならとても優秀なリールだと思います。
自重が255gあるので重いけど、剛性感ある丸型リールだとこんなもんかな?と思いますし、飛距離は普通に飛ぶ、巻き心地はいいです。
感動するような凄さを感じないんだけど、バランスがいいんだと思うんです。
特徴を理解して使うのであればハンドルノブの使用感以外でストレスを感じるとこが無いですね。
ちなみにロープロ派で同じような用途であればシマノのバンタムMGLがいいでしょう。
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まとめ
今回は18リョウガ1016CCについて書いてみました。
カラーもブラックでめちゃくちゃカッコいいですし、見た目が好みで大きいルアーを頻繁に使うよって方にはオススメします。
カルコンと迷われてここへたどり着く方も多いと思います。カルコンもめちゃめちゃ完成度の高いリールなので最後は好みかなとは思いますが、何か参考になればと思います。